2010年7月28日水曜日

『アウトレットモールの利用に関するアンケート調査結果 2010~アウトレットモールは「特別な買い物場所」から、「日常的な購入チャネルの1つ」へ~』

[公開日:2010/07/28]
『アウトレットモールの利用に関するアンケート調査結果 2010~アウトレットモールは「特別な買い物場所」から、「日常的な購入チャネルの1つ」へ~』
矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000644

◆ アウトレットモールへの利用目的は、「何か良いものがあれば買う」が73.0%
アウトレットモールへの利用目的について聞いたところ、「何か良いものがあれば買う」が最も多く73.0%、次いで「せっかく行くのだから、行った時は何か買う」(22.4%)、「目当てのブランドを買うために行く」(22.2%)、「話題になっている場所だから、とりあえず行ってみる」(15.8%)の順であった。アウトレットモールの施設数が増え市街地近郊へも出店されたことや、映画館や食品スーパー、プロパー店舗(最新商品を通常価格で販売する店舗)を併設した施設も増加したことで、アウトレットモールが「特別な買い物場所」から他の小売チャネルと並ぶような身近な存在となっている。
◆ 利用目的によって購入チャネルを使い分け
今後どのようにアウトレットモールを利用(活用)したいと思うかについて聞いたところ、「自分が消費するものはより安くアウトレットで購入するが、他人に贈るものはプロパー店舗で購入する」といったふうに、目的によって購入チャネルを使い分ける消費者の姿が示唆された。今後、立地や施設内容が他の小売チャネルに接近していく中で、モール間や百貨店やSC(ショッピングセンター)、GMS(総合スーパー)といったチャネル間で「買い分け」をする消費者はますます増加すると考える。

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